癒しの紫

紫は、その二面性から、精神と肉体の両方に癒しの効果がある。

古代エジプト、古代ギリシャ、古代インドなどでも、紫は心身の治療に使われてきた色である。

また、日本でも江戸時代にお殿様が病気になると、頭に紫の鉢巻を巻いていた。

染料の紫草の根は薬草であることから、抗炎症、解毒、解熱の効果があり、また皮膚病

や胃腸薬にも使われている。

神秘的な紫が邪気をはらったり、魔除けになるとも信じられていた。

また、貝紫の分泌液も、消毒になる。

現代では紫の波長が、細胞内の光回復酵素を刺激して、DNA,RNAの損傷を修復すると研究されている。

また、紫外線は殺菌作用があり、ホテルのくしや、スリッパなどの殺菌に使われている。